ChatGPTが作った契約書や回答、本当にそのまま使って大丈夫ですか?
近年、ChatGPTをはじめとする生成AIを使って契約書や利用規約を作成・チェックするケースや、問題事案に対する法的回答を求めるケースが急増しています。
しかし実際には、法律的に誤った情報がAIから生成され、それを信じて使ったことでトラブルに発展する例も少なくありません。
たとえば、
- 業務委託契約であれば、成果物の納品の有無を問わず、作業時間に応じた報酬が支払わる
(※業務委託契約には、法的性質が請負とされる場合と、準委任とされる場合があります) - 業務委託契約書を締結している限り、労働法の規制は絶対に及ばない
(※指揮命令関係があれば、法的には労働契約として取り扱われます)
といった誤った法解釈が、あたかも正解であるかのように表示されることもあります。
こうした誤答に気づかないままビジネスを進めてしまった場合、重大なリスクを招きかねません。
つまり、実務上、「AIがこう答えたから大丈夫」とは言えないのです。
そこで、リーガルブレスD法律事務所では、ChatGPTなどの生成AIが作成した回答が、法的に正しいのか、その「正誤」を無料で判定する新サービスを試験的に開始しました。
法律専門家がAIの回答をレビューするサービスは、現時点では極めて限られています。
その中で、リーガルブレスD法律事務所は“法務の安全網”として本サービスを提供したいと考えています。
AIを業務に取り入れている企業・個人事業主の方は、まずはリスクを可視化することから始めてみませんか?
(※電話でのお問い合わせは受け付けておりません。必ず問い合わせフォームをご利用ください)
■ サービス名
AI法務ジャッジ(無料スクリーニングβ版)
■ サービス概要
生成AIに法律相談を行った際に得られた「回答内容」について、弁護士が“○ (正しい)/ ×(誤り) / 判定不能”の三択で正誤判定を無料で行います。
※理由の説明や修正提案などは含まれません。
■ 対象者
次のいずれかに該当する法人・個人事業主の方(※非事業者=消費者は対象外です)
・自社でAI活用を始めている企業
・AIを使って契約や取引対応を試みている事業者
・法務・経営管理部門に属する方
■ 想定利用例
・生成AIに契約書のリーガルチェックを依頼したものの、見落としが無いか不安
・生成AIにビジネスモデルを検証させたものの、指摘事項が正しいか判断できない
・生成AIに文書を作成させたものの、実用に耐えうるのか心配
▼ よくある誤答例(AIによる誤回答)
Q:契約違反時の違約金を10億円に設定しました。裁判でも必ず認められますか?
A:契約当事者間で合意している以上、裁判所もそのまま認めます。
→ 【×(誤り)】
(※無料版では、誤りの理由は明記されませんが、上記の場合、現実に発生した損害額に比べて違約金額が過大な場合には、相当と認められる額を超える部分については無効とする裁判例が多数存在するため…が誤りの理由となります。)
■ 利用料金
完全無料(1日1件まで)
(※電話でのご対応は行っておりません。必ず問い合わせフォームをご利用ください)
■ 利用方法
①以下のフォームから、生成AIに投稿した質問とその回答、その他必要事項を記入して送信してください。
②原則24時間以内(※)に、弁護士から「○(正しい)」「×(誤り)」「判定不能」のいずれかをメールでご連絡します。
(※フォームからの問合せ受信日の翌営業日10時より24時間以内に連絡)
(※電話でのお問い合わせは受け付けておりません。必ず問い合わせフォームをご利用ください)
■ 注意事項および免責事項
・本サービスは個別具体的な事情を基にした「法律相談」ではありません。AIによる回答の正誤を、形式的に判断するものです。
・判定結果について、理由・解釈・修正案は提供いたしません。詳細をご希望の方は、有料レビュー(AI法務ジャッジ(ライトレビューβ版))をご利用ください。
・正誤判定は一般的な法的見解に基づきますが、個別の事案に完全に適合するとは限りません。
・当事務所及び当事務所所属の弁護士は、本サービスの利用結果に基づく判断・行動に対して一切の責任を負いません。
理由や修正文も知りたい方はこちら
【5,500円(税込)〜】
■ FAQ(よくある質問)
Q1:無料といっても本当に0円ですか?
はい。1日1件までであれば、完全に無料です。理由説明や修正を希望される場合は、有料レビュー(AI法務ジャッジ(ライトレビューβ版))をご案内いたします。
(※電話でのお問い合わせは受け付けておりません。必ず問い合わせフォームをご利用ください)
理由や修正文も知りたい方はこちら
【5,500円(税込)〜】
Q2:どの生成AIが対象ですか?
ChatGPT(OpenAI)を主な想定対象としていますが、Google GeminiやClaudeなど、その他のAIでも対応可能です。
Q3:回答が「判定不能」になることはありますか?
はい。質問内容やAIの回答が曖昧・不完全な場合は「判定不能」となることがあります。その場合でも料金は発生しません。
Q4:どんな質問内容でも受け付けてもらえますか?
いいえ。担当する弁護士がカバーできていない質問内容はお断りしています。例えば、次のようなものです。
・国際法や日本国以外の法令が関係する内容
・刑事裁判に関する内容
・家事事件(離婚、相続、後見など)に関する内容
・税務に関する内容
・金融商品取引法、外為法、医事法、環境法、各種業法など専門性の強い内容
・個別具体的な訴訟に関する内容
・その他公序良俗に反する内容など
Q5:情報の守秘義務は守られますか?
はい。弁護士法に基づく守秘義務に則り、提出された情報は厳重に管理されます。ただし、入力情報には個人情報を含めないようご配慮ください。
Q6:「誤」と判定されたけど、理由は教えてもらえないのですか?
はい。「AI法務ジャッジ(無料スクリーニングβ版)」では、「正誤の判定(○/×/判定不能)」のみのご案内に限らせていただいております。
Q7:「正誤の判定(○/×/判定不能)」を行うのは誰ですか?
弁護士湯原伸一が行います。
2001年に弁護士登録して以来、企業法務を取り扱っているベテラン弁護士です。
企業法務に関する商工会議所での講演、法律系雑誌への寄稿などの実績があります。
(※電話でのお問い合わせは受け付けておりません。必ず問い合わせフォームをご利用ください)
誤りと判定された回答、放置していませんか?
✔ なぜ誤っているのか?
✔ どこをどう修正すべきか?
✔ 今後、何に留意すべきか?
→ これらを **A4 1枚の弁護士レポート**でお届けします。
【AI法務ジャッジ ライトレビューβ版】▶ 5,500円(税込)〜
■ まとめ
AIは非常に便利なツールですが、「それっぽく話すが間違っている」という危険な一面もあります(いわゆるハルシネーション)。
本サービスは、そうしたAI活用の不安を軽減し、企業法務における事故やトラブルを未然に防ぐことを目的としています。
生成AI時代の“法務のセーフティネット”として、お気軽にご活用ください。
■ AI回答が「誤り」と判定された方へ
生成AIは便利ですが、法務リスクを正しく制御するには、専門的なチェックが不可欠です。
AI法務ジャッジ(ライトレビューβ版)では、その回答が
「なぜ誤りか」
「どこをどう修正すべきか」
を、弁護士がわかりやすくレポート化してお届けします。
「正しいと思っていたAI回答が、実は危ないかもしれない」
そのまま放置せず、今のうちに正確な修正案を入手しておきませんか?
ぜひ、ご利用ください。